相続の千種区でのご相談事例 相続税申告を特急での依頼!
- 千種区・本山オフィスの相続相談
- 2022/3/18
- 2022/3/18
千種区で相続税の申告のご相談 手続きを大至急やってほしい!
相続税の相談で、千種区にお住いの方からのご相談事例です。
お父様が亡くなり、相続人は妻と息子の2名。
相続財産は、預貯金と、不動産が千種区の自宅と、昭和区の駐車場のほか、有価証券として株や投資信託もお持ちでした。
相続財産総額は、約8000万円。相続税の基礎控除を優に超える金額です。
相続人の方は、それぞれ仕事が忙しく、自分で銀行から残高証明書の請求の用紙を取り寄せたり、保険の請求の書類を取り寄せたりしたものの、とても手続きをする時間がなく、そうこうしているうちに、相続税申告の期限まで2か月を切っているということで、名古屋家族信託相談所にご相談に来られました。
相続税の申告と納税の期限は?
相続税申告・納税の期限は、10ヶ月以内です。
被相続人が死亡したことを知った日の翌日から、10か月以内に行う必要があります。
たとえば、2月10日に死亡した場合だと、12月10日が相続税の申告期限ということになります。
(土日の場合は翌日。千種区の相続税申告は千種税務署が管轄となります)
ただ、相続税申告期限の直前で相続税申告の準備をすればよいというものではなく、
通常は、半年ほどかけて、
- 相続の戸籍取得や
- 相続税の対象となる財産調査
- プラス財産とマイナス財産で相続税の計算
- 遺産分割のシミュレーション(一次相続・二次相続)
- 遺産分割協議書の作成
などの準備を行った上で、相続税の申告を行うという段取りになります。
相続税申告 千種区のお客様の事例
今回、相続税申告で千種区のお客様のご相談事例では、相続税の申告期限まで、2か月を切っていました。
相続税申告は、税理士の専門分野です。ただ、税理士ならだれでもいいわけではありません。
税理士の中でも、
- 法人税に強い税理士
- 個人の相続税など資産税に強い税理士
に、大きく分かれます。
税理士で多いのは、会社などの法人に顧問として入っている税理士ですので、個人の資産税に強い税理士は少ないという実情があります。
さらに、相続税の申告期限まで時間がない(3か月未満とか)だと、相続税の申告手続きを受けてくれない場合もあります。
相続税に強い税理士で超特急の手続き
名古屋相続相談所の千種区・本山オフィスでは、相続税に特化した税理士との協力体制があり、急ぎの相続税申告の案件でも、そこに注力して手続きを進めることができます。
早急に、担当の税理士との面談を行い、他の相続の専門家である行政書士・司法書士と連携して、一気に相続の手続きと相続税申告の手続きを進めていくことになりました。
相続の専門家による相続手続きの分業体制
相続では、それぞれ相続の専門家・士業ごとに得意分野があります。
行政書士の役割は、
- 相続の戸籍取得(出生から死亡まで)
- 相続関係説明図の作成
- 銀行の預貯金や有価証券の残高証明書の取得(既経過利息含む)
- 遺産分割協議書の作成
税理士の役割は、
- 準確定申告の手続き(4か月以内)
- 相続税の計算
- 遺産分割のシミュレーション
- 相続税申告の手続き(10ヶ月以内)
司法書士の役割は、
- 不動産の財産調査(登記情報・公図・名寄せ・課税明細・資産明細)
- 不動産の遺産分割アドバイス
- 相続登記(不動産の名義変更)
このように、相続の各専門家がタッグを組んで、同時並行的に、相続手続きの準備を進めていきます。
今回も、行政書士が千種区の役所から始まって出生までさかのぼって戸籍を取得していき、千種エリアの金融機関で残高証明を取得します。司法書士は千種区のご自宅の登記情報を取得したり、昭和区の駐車場の登記・評価を調査して、相続登記の段取りをします。
税理士は、これらの情報をもとに、相続税の計算やシミュレーションを行い、相続税申告の準備を進めていきます。
なお、相続の手続きの中で、ほとんどのことは専門家に丸ごとおまかせすることができますが、印鑑証明書を取得してもらったり、葬儀費用の領収書を出してもらったりすることは、お客様でしかできないので、その点だけ、準備をしてもらうことになります。
無事にギリギリ相続税申告が間に合った
相続の専門家の連携で手続きを進め、結果的に、相続税の二次相続対策シミュレーションもした上で、遺産分割協議書も作成して、ギリギリ相続税申告に間に合いました。
特に、税理士のほうではフル稼働でしたが、お客様にも大変喜んでもらうことができました。
相続税申告のご相談は、お早めに!
相続手続きの中でも、期限があるものはいくつかありますが、特に相続税申告のご相談は、お早めになさってください。
税金に関することですので、期限にはシビアです。
相続税申告については、間に合わない場合は遺産分割の未分割での相続税申告という方法などもありますが、いずれにしても、期限が迫れば迫るほど、相続の手続きの手間や費用もかかってしまうことになります。
相続が発生すると、なかなか慌ただしく、相続のことだけを考えるわけにはいきませんが、そういうときこそ相続の専門家に頼っていただければと思います。
相続の専門家については、相続を千種区で相談するなら本山オフィスへ、お気軽にご相談ください。
名古屋相続相談所の千種区・本山オフィスでは、相続手続きに関する相続の窓口として、相続に関するご相談に親身になって対応しています。
相続の不安を、一緒に解決していければと思っています。皆様のご相談、お待ちしています。